このように計画されるので、戦争準備には必ず2年かかります。
のんびりして見えますが、こうすることによって国民全員が計画を理解し、戦争に向けて一丸となって自分の仕事をこなしていくのでした。

ちなみに、征西の原因とされるオトラル事件(モンゴルの通称使節がホラズムにスパイ容疑で捕まり、全員殺された事件)は、征西の1年前に起こっています。
モンゴルはすでにバリバリやる気だったはずで、それが原因なんてことはありえません。

一応言っときますが、戦争を主催して多くの戦利品を得ることは、遊牧民リーダーの大事な仕事でした。
これが出来なくて何がハーン。


一年目

大会議クリルタイで
ハーンが戦争を提案する


部下の部族長たちが、
それぞれの部民に知らせる。


末端までいき渡り、
みんなで議論する。

次のクリルタイで、末端の意見を部族長がまとめ、
ハーンに報告する
二年目


戦争の計略を練る


部族長が知れぞれの
部民に知らせる


みんなで準備する
出陣!
  城攻め
城攻めの際は、降伏勧告の使者がたつ。
使者が告げるのは、即時無条件降伏のみ。
受け入れて降伏すればよし。
その使者が城の長官になったりする。
万が一、使者を殺して首を投げ返したりすると、その城は屠城(皆殺し)。
使者の息子がその城の長官になったりする。
(長官に任命されるくらいなので、皆殺しといっても、全員ではなかった)

勝率は・・・5割くらいでしょうか。
ギルドを追放されたあぶれ商人が、
命を懸けてする一か八かの大博打みたいな感じがします。